滋賀いのちの電話とは

        
「誰にもわかってもらえない」、「もうどうすることもできない」、様々な困難な問題や悩みを抱え、孤独と不安に苦しみ、心の危機に直面して生きる力を失いかけている人たち一人ひとりの心の叫びに耳を傾け、心を通わせ、その人の”こころ”が少しでも和らぎ、希望と勇気をもって再び生きていく意欲を取り戻していただくことを願う滋賀県内の相談電話です。 
 2006年6月に設立準備委員会を立ち上げ、2008年8月10日、わが国で50番目(当時)の「いのちの電話」として開局、自殺予防の相談電話として活動を続けています。
  2009年7月からは、「日本いのちの電話連盟」加盟センターと連携し、フリーダイヤル「自殺予防いのちの電話」(厚生労働省後援)事業にも参加しています。
 2018年5月18日には、認定特定非営利活動法人としての認定を受けました     (寄附;税制上の優遇措置がある)。

認定特定非営利活動法人とは:(内閣府ホームページから抜粋)
「認定特定非営利活動法人制度(認定NPO法人制度)は、NPO法人への寄附を促すことにより、 NPO法人の活動を支援するために税制上の優遇措置として設けられた制度です。」
〈詳しくは資金ボランティア内閣府ホームページにてご確認のほどお願いいたします〉  
 訓練を受けて認定された電話相談員が電話を受けています。電話相談員は、月1回の継続研修を受けるとともに、個人スーパービジョン研修、全体研修、フリーダイヤル研修等を受け、自己研鑽に努めています。

 かけてこられた方のプライバシーを厳重に保護し、いのちの電話としての守秘義務を厳格に守ります。なお、かけてこられた方の電話番号は、「滋賀いのちの電話」の受信機器に記録・表示されなく、個人を特定することはできません。相談内容については、厳格な守秘義務を負っています。
 寂しい時・悲しい時・つらい時、
死にたいほどつらい時、
孤独や悲しみに打ちひしがれた時、
孤独の中で誰にも話せずに困っている時、
こころが不安や悩み怒りでいっぱいになった時、
何をどうしたらいいかわからなくなった時、
悩みを抱えて眠れない時・食欲がない時、
全ての望みを絶たれ、途方に暮れている時、
掛け替えのないものを失い、落ち込んだ時、
色々なことでこころがもつれたり、
乱れたりして生きる気力や希望を失った時、
死にたい気持ちになった時、
     ひとりで頑張らないでちょっと電話してみませんか!
     話すだけで心が軽くなります。
     命はあなただけのものではありません。
     あなたの事をとても大切に思っている人がいます。
     あなたの事をわかって、支えてくれる人が必ずいます。
     どうかあなたの苦しい気持ちをお聴かせください。
     あなたのお役にたちたいのです。

設立からの経緯(概略)

2006.06 設立準備委員会発足
2007.09 第1期生相談員講座開講
2008.05 5月11日 設立総会開催
2008.08 8月10日 開局(電話相談開始)
2009.01 1月26日 特定非営利活動法人(NPO法人) として認定 (認証年月日;2009年1月8日)
2009.04 4月11日 第1期生認定式 
2009.05 広報誌 第1号発行  
2009.06 6月13日 NPO法人として初めての理事会及び総会 開催 
2010.09 9月4日 第1回公開講演会(厚生労働省自殺防止対策補助事業)
開催
2018.05 5月18日 認定特定非営利活動法人(認定NPO法人)として認定を受ける